夜職で先がある人生を過ごせる人の特徴

こんにちは、夜のお仕事の紹介屋さん水嶋です。

今回のテーマは、夜職で先がある人生を過ごせる人の特徴というお話しをしていきます。

なぜ、このようなお話しをしようと思ったのかと言うと

「夜のお仕事って先がないよね、、」

とか

「夜のお仕事って歳を取ったら需要無くなるし、需要なくなった後どうしたら良いのかわからない、、」

夜職って、このような感じで世間から思われている部分も多くて、やっている子の中でも、なんとなく漠然とした不安がある方が多いと思います。

僕は11年間この業界にいて、何十人も夜のお仕事を卒業していった子を見ていますが、実際は夜職で培った実力を活かして、今も順調に別のお仕事で活躍されている方が多いです。

ですが、一方で夜職をやればやるほど、なんだか活気がなくなっていって、やつれていってしまっている子もまた見てきました。

特に歌舞伎町を歩いていると、数年前からいる子、もっと言うと10年前くらいからいる子もいます。

そういった子を見て、明らかに良い変化をしている子もいれば、悪い変化をしている子もいるのです。

これは一見したときの雰囲気というか、オーラでわかります。

「この差はなんなんだろう、、」

とずっと思っていました。

ちなみに、ぼくの担当する子は本当に良い子が残りやすく、業界を卒業してからでも、今こんな感じで頑張ってますという報告をもらえたりします。

自分で事業をしたりする子もいれば、留学して海外でモテモテになり、世界でも稼いでいる子もいれば、持ち前のトーク技術を持ってゲーム配信で100万円近く稼ぐ子など、本当に色んな子がいます。

みんなそれぞれ違う性格ですし、違う能力を持つ子達なのですが

なんとなくの共通点というものがあり、この共通点を持つ子は業界を卒業してからも

自分の人柄や才能を活かして、楽しく人生を送ることができるというのを見てて感じました。

なので、今回皆さんには、そういった子の共通点をお伝えしたいと思います。

それを知ることで、漠然とした不安を持ちながら夜職をやるところから、自分はこの夜職においても成功できるし、たとえ夜職を辞めた後でもうまくやっていけるという自信を持つことができるようになってほしいと思っています。

これは今の夜職の稼ぎを伸ばすことにおいても、十分役に立つことなので、ぜひ最後まで読んでみてください。

それでは解説していきます。

目次

夜職で先がある人生を過ごせる人の特徴 人としてあたたかみがある

もうこれが全てと言っても過言ではありません。

夜職で先がある人生を過ごせる人の特徴は、人としてあたたかみがある。

これに尽きます。

ぼくが今まで接してきた女の子とのエピソードで、これはすごくあたたかみがあるなと思った話しをいくつかしていきたいと思います。

世界一信頼を置いていた奥さんに不倫をされ、メンタル崩壊をしていたお客さんを救ったあおちゃん

もう3年前にこの業界を卒業してしまったのですが、ぼくが担当してきて印象に残っている女の子にあおちゃん(源氏名)という子がいました。

あおちゃんは当時デリヘルのお仕事を主にやっており、今日あったエピソードをたくさん僕に話してくれた女の子でした。

非常に性格のやさしい女の子で、かつフレンドリーな人柄がウケて、どこのお店に行ってもお客さんで満枠になるような女の子でした。

そのあおちゃんから、ある日こんなエピソードを聞きました。

「最近毎週来るお客さんがいるんだけどね、めっちゃかわいそうなの。」

「どうかわいそうなの?」

「その人奥さんがいてね、世界で1番信頼していた奥さんだったんだけどね、なんだか浮気をされていることがわかったらしいの。それで怒りと憎しみで制裁を加えたいし、ちゃんと証拠を掴んでおきたいということで、プロの探偵にお願いして調査してもらってるんだけど、その実況中継を一緒に聞いたりとかしてるの笑」

「え、プレイをするとかじゃなくて、浮気の探偵の実況中継を一緒に聞いてるってこと?」

「うん笑」

「そんなことある?笑 そもそもなんでそんな展開になったの?」

「なんかその人会った瞬間に、君なら安心できそうだからっていうのでそういうことを話してくれて、、

私はなんもできないんだけどね、毎週呼んでくれてその報告をしてくれるの笑」

「へーーすごいね。人間不信になっている状況だと思うのに、そうやって心開かせるあおちゃんがすごいよ。

結局それどうなったの?」

「結局、浮気は黒だったことがわかって、離婚することになったんだって。奥さんは一切反省をしてなかったみたいで、それもそれでショックだったけど、もう逆に踏ん切りがついたって言ってた。」

「そうだったんだね。でもそれをなんであおちゃんにわざわざ毎週話しにきたのかな?」

「その人、飲食業のトップの立場の人なんだって。後輩とかにそんなこと相談するのもカッコ悪いし、言えないでしょ。みんなから仕事ができて尊敬されてるのに、裏では奥さんに浮気されてて人生どん底の気持ちだなんて、言えないよ。」

「なるほど、そういうことだったんだね、、」

このような話しを聞きました。

ぼくも男なのですごい共感する部分があるのですが、後輩に対して弱い自分なんて絶対に見せられないんですね。

それは女性も同じかもしれませんが、男性はこういったプライドはとても強いものなのです。

それに、こういった仕事ができる人というのは、案外恋愛面は奥手なのと、恋愛においては女性の方が気持ちが冷めたら潔く関係をスパッと切り替えられるのに対し、男は今までの情からなかなか引きずってしまいます。

女々しくての曲じゃないですが、男は恋愛において非常にナイーブなのです。

それに、世界一信頼を置いていた奥さんの浮気現場を見届けるというのは、精神的に本当にきつかったと思います。

わかってはいるし、見たくもない。

だけど、証拠としてちゃんと掴んでおきたい。

普通の精神状況ではいられないところを、あおちゃんが話しを聴いてくれて、励ましてくれたことによって、そのお客さんは救われたのです。

恋愛経験0の人が結婚して風俗を卒業

もう一つ印象に残っているエピソードをお話しします。

その子はデリヘルとソープを掛け持ちしていた黄色ちゃんという子(源氏名)なのですが、その子もよくお客さんとのエピソードをぼくにお話ししてくれました。

黄色ちゃんのお客さんの中に、さとしというお客さんがいたそうです。

その人はお仕事はしている人なのですが、見るからにオタクの人でかなり女の子に対しては人見知りを発揮してしまい、今まで恋愛経験がほぼ0だったとのことです。

でも、性格はとっても優しい男性で、心温かい人だったので、黄色ちゃんはそのお客さんのことを本当に友達のように接していました。

あるときは、一緒にハイキングをしに行ったりすることもありました。

黄色ちゃんは、そのときはお金は一切請求していません。

さとしも、ちゃんとわかっている人だったので、その後も普通にお店を通して呼んでくれていました。

「わたしは、こういう男の人の方が好き。やさしくて温かい人なんだけど、なんかもったいない人笑」

普段は女の子の前だと、地蔵になってしまうというのに、黄色ちゃんの前ではほんとによく喋るらしいのです。

そんな感じで、徐々に女性に対する苦手意識も、黄色ちゃんを通して克服していったそうです。

話しを聞く感じ、会うたび段々と明るくなっていったと話しています。

そしてある日、そんなさとしから電話がかかってきたそうです、

「実は、この度お付き合いする人ができて、、結婚もすることになったんです。もうお店を呼ぶことはできなくなっちゃうけど、黄色ちゃんにはすごくお世話になったから、最後挨拶しようと思って、、ほんとにありがとう。」

「さとしすごいじゃん!!おめでとうさとし!!!立派な男になったね泣」

このような感じで、彼女も自分ごとのように喜んでいました。

まとめ 風俗のお仕事は人のあたたかみを思い出させること

脱ぐお仕事とは、ありのままの姿と向き合うお仕事

夜のお仕事、とりわけ風俗のお仕事は、お互いが裸になります。

裸になるというのは、ありのままの姿の自分を見せるということなのです。

みんな外では服を着て、中には高いアクセサリーや時計をつけたりして、格好付けます。

外ではみんな何かしらの役割を世間の中で与えられており、それ相応あるいはそれ以上の自分を見てもらえるようにカッコつけます。

よく見られたいからです。

ですが、裸になると、そういったことはもはや通用せず、その人のありのままの姿がそこに現れるのです。

中には傲慢になったり、上から目線で物を言ったり、女の子に乱暴なプレイをしたりするのも

それは裸になってその人の弱さが露わになっているということなのです。

逆に、外では偉そうな立場、強そうな立場にいるような人でも

裸になると、案外小さく見えることがあったりします。

ほんとは孤独だったり、寂しさの真っ只中にいたり、そういったことが上記のようなエピソードのように

あらわになってきます。

その人の見えてなかった部分が見えるようになってくるのです。

それは本来、人前で見せたくはないのです。

人は普段見せたくないもの、本来隠しているものを共有するときがあります。

それは心を完全に開いたときです。

心を完全に開くときというのは、お金ではありません。

それは、他でもなくあたたかさです。

そのあたたかさこそが、人の心を緩ませ、人を信じるという可能性を生み出し、そして懐かしい気持ちにさせるのです。

夜のお仕事、とりわけ風俗のお仕事においては、それができます。

これは、他のお仕事ではなかなかできません。

なぜならそこまで裸になることがないからです。

このあたたかさというのは、最初は持てないかもしれません。

稼ぐのに必死だったり、自分で精一杯だったり、お客さんの扱いがわからず、嫌な対応を受けたり、、

そういった時は余裕が持てないので、なかなか難しいかもしれません。

でも、こういった人として生まれてきての喜びを与えるような素晴らしいお仕事であることも、また事実なんだということを覚えておいてください。

そして、いつかそのようなあたたかさに出会えるという希望を持って欲しいなと思います。

それを与えられるような人は、今後夜の世界を卒業し、次のステップにいったときも必ず役に立つに違いありません。

なぜなら、それをぼくが目の当たりにしているからです。

お仕事のご相談はこちら

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次