皆さんこんにちは、スカウトマンの水嶋です。
今回は夜の羅針盤の使い方と、ぼくがなぜこの夜の羅針盤を作ったのかの理由についてお話しします。
まず、ぼくの簡単な自己紹介からさせていただくと、夜職のスカウトマンをやっています。
今年で11年目になり、業界ではかなりベテランの域になりました。
11年この業界にいるぼくが今の夜職業界を見てどう思っているのかからお話しします。
令和は夜職戦国時代
この業界に11年いて感じることは、年々夜のお仕事で稼ぐのが難しくなっているなということです。
「キャバ嬢やラウンジ嬢ならまだわかるけど、風俗の女の子ってこんなに可愛いの、、」
って皆さんも感じていると思います。
ぼくもちなみにこれは感じています。
少し前の風俗というのは、呼んだら写真と全く別人が出てきたということが普通でしたし、サービスも地雷する子がめちゃくちゃ多かったです。
ぼくが初めて風俗を呼んだときはそれこそ、スカウトマンをはじめてまもない頃でした。
そこまで風俗遊びに興味はなかったんですが
「流石にこの業界にいて一度も呼んだことがないっていうのも、、」
と思い、千葉でスカウトしてたときにふと思って、近くのラブホでデリヘルを呼びました。
素人系の可愛い女子大学生みたいな子が来ると思って楽しみにしてたら、来たのはなんとフィリピン人でした。
写真が違うならまだしも、国籍すらも違うみたいな笑
そんな経験もありました。
それが今の時代となっては、可愛い子ばっかりで、可愛いだけでなく、スタイルもいいし、なんなら胸もボン!みたいな子も多い。
Xを開けば、可愛い子が顔出しをしていて何万フォロワーの子もゴロゴロいます。
ちなみにこれは風俗だけでなく飲み屋さんでも一緒です。
時給10,000以上のキャバ嬢がゴロゴロいますし、六本木のラウンジは芸能人みたいな女の子がゴロゴロいます。
昔はここまで時給なんて出てなかったですし、時給5000円とか出たら「うぉ!!」みたいな感じでした。
ホストもそうです。
ぼくは昔ホストをやっていたことがありまして、大手のグループにいたのですが、当時のNo. 1は売上300万〜400万くらいでした。
バースデーの時期で600万とかだったと思います。
それが今では売上1000万オーバーがゴロゴロいます。
10年前では考えられなかったことがごく当たり前に起きている時代なのです。
令和というのはまさに夜職戦国時代と言っても過言ではないでしょう。
稼ぎたいという希望を叶えにくくなった
ぼくのお仕事は、夜職で稼ぎたいと願っている子たちに、適切な業種を紹介し、希望する給料を稼ぐ未来を実現するお手伝いをすることです。
ぼくも長年の経験と知識から、どこのお店がどんなお店でという知識はもちろんのこと、相談してくれる女の子のタイプを見抜いて、その子がどの業種なら合いそうで、そしてどこのお店なら頑張れそうかという感覚みたいなのがわかるようになってきました。
それでも、紹介する子がみんな良い結果になっているかというと、そんなことはありません。
「稼げない、、」
「長時間待機してメンタルやられそうです、、」
「やっぱ夜向いてないかも、、」
ベストと思って紹介をしても、やはりこのように上手くいかないこともあります。
そんな声を聞くと、ぼくもせっかく頼ってくれたのに申し訳ない気持ちになります。
特にぼくの担当の女の子は真面目で、素直な子、そして向上心が高い子が多いです。
そういった子たちに、どうしたら結果が出るようになるだろうか。
稼げないままこの業界を諦めてほしくない。
自分に自信をつけることができるのが夜職の良いところなのに、逆に自信喪失させたまま終わらせたくない。
このような気持ちを持ちつつも、どうアプローチしたらその子達が稼げるようになるのかわからない日々が続きました。
夜職でメンタルを病む人たちの多さ
稼ぎの他にぼくが悩んだのが、夜職やっている子はメンタルをやられている女の子が非常に多いということです。
ぼくは一時期
「夜職を提案している自分は悪なんじゃないか、、」
とふと思ったことがありました。
躁鬱が特に強い子もいて、そういった子はお店に行くことはもちろん、家から出る元気もなかったりするのです。
ぼくは夜職が病んでしまう原因なら、いっそ辞めさせた方がいいんじゃないかと思いました。
そこでまずは女の子に聞いてみようと思い
「風俗のお仕事が原因で病んでしまってるんだよね、、?」
と女の子に聞いたことがあります。
すると
「お昼のお仕事は逆に自分は怖くてできないです。単純に実家や学生時代のフラッシュバックが一人暮らしになってからかなり増えたことが原因です。一人でいることが増えたことによって、余計なことを考えたりして精神が病みがちになっているのだと思います。風俗は自分にとってのセーフティーネットなので、むしろプラスの存在です。」
と返事が返ってきました。
それを聞いて、夜職だからこそそういった女の子たちの支えになるんだということを知りました。
おそらく、世の大半の人たちは「夜のお仕事=悪」だと思っていることでしょう。
「もっとまともなお仕事した方がいいよ」
ぼくも何度もこのような事を言われました。
でも、彼女たちにとって「夜のお仕事=善」であることは意外にも多いのです。
世間と違った考え方に寄り添えるお仕事をしている自分だからこそ、精神の専門家ではないにせよ、何か彼女たちに寄り添えないものかと思いました。
夜職をがんばりたいと思っている人たちの羅針盤を作りたい
ぼくはこのような担当の女の子たちとのやり取りを通じて
夜職をがんばりたいと思っている人たちの羅針盤を作りたい
と思うようになりました。
羅針盤というのは、方位磁石のことです。
方位磁石は、自分が道に迷った時に方位を知ることで
自分が行きたい道に進むための道具です。
「自分が何を頑張ったら良いのかわからない、、」
「自分がどう進めば良いのかわからない、、」
このように、自分の道が見えなくて立ち止まっている時というのが
人間1番辛いものです。
人が力が湧いてくる時というのは、自分がこうしたら良いんだという閃きや考えが得られたとき
つまり、行く道が明確になって、動けるようになったときです。
霧が晴れて道がスッと見えるようになったときです。
そんな力を少しでも与えられるようなものを作りたい、、
そういった想いから、このサービスを夜の羅針盤と名づけました。
夜の羅針盤の4つの光
夜の羅針盤は主に4つのテーマから構成されています。
お店選び
ブランディング
マインド
健康
の4つです。
なぜこのように4つのテーマにしたかというと、夜職の悩みが主にこの4つに分類されるからです。
お店選びのパートでは、自分が最高の業種、そしてお店と出会えるようなコンテンツを
ブランディングのテーマでは、自分を売っていくのに欠かせない、写メ日記やXのコンテンツを
マインドのテーマでは、稼ぐために大切な考え方についてのコンテンツを
健康のテーマでは、体が資本である夜職の子が元気に働けるようになるためのコンテンツを
それぞれお届けしていきます。
そして、自分の悩みを匿名で相談できるように
一問一答というコンテンツも設けました。
これは匿名で質問をすることができ、それに対してぼくが回答していくというコンテンツです。
4つのテーマでは補いきれない悩みをこちらで相談していただければと思います。
このような4つのテーマを網羅することで、確実に夜職で稼ぐための基礎力を養うことができると本気で思っていますし、そうなるようにコンテンツを作っていきます。
最後に
ぼくは夜職の子にたくさん助けられてきました。
ぼくも元々はお金にものすごい悩まされる人生でした。
今もお金の悩みは尽きてませんが、夜職の女の子たちのおかげでぼくの人生が変わったのです。
ぼくはこのお仕事に出会う前までは、ダメ人間でした。
お昼のお仕事でやりたいと思うお仕事もない。
特に取り柄がない。
お金を稼ぐ力もなくて家賃は3万円、ご飯はいつもトマトチリのカップラーメン。
そんな感じなので、自分に全く自信がありませんでした。
ですが、このお仕事に会うことができて人生が変わりました。
「自分はこれだ、この道だ」
と思えるようなお仕事が今のお仕事だったのです。
だから、ぼくにとってはみんながぼくの羅針盤だったのです。
偉そうに名前をつけてますが、助けられたのはぼくなのです。
たくさん人生を変えてもらったから、たくさん勇気を与えてもらったから、生きる道を作ってくれたから
ぼくからのせめてもの恩返しの想いを込めて
この夜の羅針盤を皆さんにお届けしていきます。
是非、少しでも多くの人たちに光りが届きますように。
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